当院の歯周病治療

当院では保険診療か自費診療かを問わず、歯科医師・歯科衛生士がそれぞれ「マイクロスコープ（歯科用の顕微鏡）」を使用した、精密な歯周病治療を行っています。

マイクロスコープは患部を5～20倍に拡大して見られる機器で、日本の歯科医院での保有率が3～4％と言われている、最新の歯科用顕微鏡のことです。

初診時や歯周病治療の開始時にはこのマイクロスコープを用いて、肉眼では観察できない細かい部分までしっかりと検査を行い、患者さまのお口の中が今どんな状態なのかを把握します。その上で検査結果をもとに治療計画を立て、歯周病治療を開始していきます。

歯周病治療で大切なのは、歯周病の原因である歯石やプラーク（歯垢）を取り除くことです。もし治療の際にこれらを取り残してしまうと、たとえ一旦症状が落ち着いたとしても再発するリスクが高くなり、なかなか歯周病の改善がはかれません。

私どもでは必要に応じてマイクロスコープを用いた徹底的な検査を行い、患部を細部まで拡大し確認しながら歯石やプラークを取り除いているため、取り残してしまうことがほとんどありません。そのため症状が改善しやすく、再発のリスクも低く抑えられるのです。

歯周病治療を担当する院長は、以前「日本歯周病学会」の指導医が在籍する歯科医院に勤務しておりました。この指導医から直接歯周病治療の指導を受け、多くの知識と技術を学び治療経験を積んだ結果、難症例にも対応できるだけの素養が身についたのです。

現在はそこで身につけた治療技術と、豊富な経験を活かした診療を実践。一般的な歯科医院では提供していない歯周病治療も可能です。

例えば重症化した歯周病に有効な「歯周外科治療」や、あごの骨や歯ぐきを再生する「再生療法」といった治療も行っております。こういった治療は歯科医師なら誰でもできるというわけではなく、歯周病を専門に勉強し、数多くの治療を手がけた歯科医師でなければ対応できないものです。

院長は歯周病を専門とする歯科医師から直接の指導を受け、研鑽を積んできましたので、一般的に難しいとされる治療のご提供も可能です。

歯医者に通っているけれど、なかなか歯周病が改善しないという方や、「抜くしかない」と言われるような重症の歯周病の方も、ぜひ一度相談にお越しください。

歯周病は一度症状が治まっても、歯磨きや生活習慣の変化で再発しやすい病気です。そこで当院では、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士をおつけして、歯周病治療後のメインテナンスをしています。

患者さまには定期的に検診にお越しいただいて、担当の歯科衛生士が歯やお口のクリーニングをしたり、ご家庭での歯磨き方法をお教えしたりします。ひとりの患者さまを同じ衛生士がずっと担当しますので、お口の中の小さな変化にも気づきやすく、よりきめ細やかなケアのご提供が可能です。

歯科医院での処置だけではなく、ご自宅でのセルフケアもしっかりできるようにサポートしてまいりますので、歯周病でお悩みの方はぜひご相談ください。